【オーストラリア編】〜 人と環境に優しい生活を通じて心の浄化を図る旅 〜



2023年6月、
オーストラリア最東端にある小さな町
バイロンベイを訪れました!!


バイロンベイは自然に囲まれた、
美しいビーチが広がるのどかな街。
オーガニックやヴィーガンレストランが多く、
健康意識の高い人が集まってくる街です。



今回の「ウェルネスの旅」に
バイロンベイを選んだのは、
ゆっくり流れる時間と大自然に身を置いて、



自分と向き合いながら
オーガニックにこだわる食文化や
エコフレンドリーライフを体験したかったからです。



まず最初にご紹介するのは、
今回の旅の一番の目的である
「ウェルネスヨガセンター」での3日間です。



ここには本場のヨガを体験したり
資格を取るためのプログラムがあって、
私は「ヨガリトリート」と呼ばれる
合宿タイプのプランに参加しました。



朝6:45から20:00まで1日4回のヨガと瞑想に、
ヴィーガンメニューの食事でプログラムが
構成されています。



宿泊施設はプランや人数によって
変わりますが、私はバス・トイレ・
お庭付きのバンガロータイプに滞在。



センターには幾つものヨガスタジオや
宿舎、食堂、ミネラルプール、無農薬の畑があります。 



ヨガ以外の時間は自由時間!
じっくり自分と向き合う時間です。


鳥の声や風の音を聞きながら



手紙を書いたり・・・



お茶を飲んだり・・・


ソファーで眠ったりしました。



リラックス効果があると言われる
ミネラルプールは
水が冷たかったので断念^^



食事は全てヴィーガンで、
お酒や動物性食品は禁止です。(ヨーグルトのみ有り)


毎食黒板に書かれるメニュー♬



ビュッフェスタイルなので自分で取り分けていきます。


ひよこ豆のカレー


ポテトとお豆のマッシュ


ブロッコリーと人参、ビーツのソテー



紫キャベツとパクチーのマリネ


青梗菜の煮浸し


贅沢な100%黒米のブラックライス



毎食、採りたてのお野菜や雑穀中心の
メニューが並びます。


使っているお野菜や果物はほぼ、
センターで作られている無農薬!
薄味だけど素材の味がとても美味しく感じました。



●ある日の朝ご飯(朝は浄化のため、消化にいいものばかり)


●ある日のお昼ごはん(ココナツケーキが美味しかったです)



●ある日の夕ご飯(お豆腐とベジカレー)



センターで作り、育てているものは
自由に採って食べていいんです♪



バジル



バナナの木


タマリロという果物


プログラムの1つ、お料理教室では
センターの朝食に毎日出てくる
「キチャリ」を教わりました!


「キチャリ」は、インドの伝統医学
アーユルヴェーダでも基本となる食事で、
豆やお米、野菜、スパイスで炊いたお粥のことです。



ヨガのコーチがお料理も教えてくれました!


トマト、人参、ズッキーニや数種類のスパイスを使います。



キチャリは浄化の作用があると言われていて、
ターメリックが効いていて優しい味わいです。
日本に帰ったら挑戦したいと思いました^^



センターでは使った食器は自分で洗います。
実はこの洗い方が衝撃でした!!



まず洗剤入りのお湯が入ったシンクで
汚れを落としたら、次に少量の洗剤が
入ったお湯で洗い、最後にお湯だけの
シンクでゆすぐのですが、



どの工程も溜めたお湯で全員分の
食器を洗います。水を流しながら洗うことはしません。



ここでは、川や海を汚す一番の原因と言われる
生活排水を最小限にすることも課題で、
地球上の生き物に影響を与えない暮らしを垣間見た気がします。


また、地球の貴重な資源である水を無駄遣い
しないという理念があります。



なのでセンター内のトイレも
全てコンポスト式トイレで、水を流しません。
バケツの中身はおがくずです。




排泄の後はおがくずをかけて
微生物の力を使って分解し、
最後は堆肥になる仕組みです。


大地で作り育てたものを食べ、また土に還す。
壮大な自然の循環ですね!




このお花の奥にあるお部屋で、
本格的なアーユルヴェーダの
トリートメント(マッサージ)を受けました。



初体験!これは想像以上に気持ちよくて、
ずっと溜めこんでいた疲れを一掃してくれる
幸せな時間でした♬



今回はニュージーランドやメルボルンなど、
各地から集まったメンバーと、ヨガプログラムを
受けながら生活を共にしました。



ここに来なければ知り合えなかった
異国の人と少しでも交流できたこと。
これも私にとってかけがえのない体験になりました。


※私を含めたこの時の参加メンバーの写真です!
 後日ヨガセンターのサイトに出ていました♬


3日間のプログラムを終えると、
ここで暮らす人々の生活を感じたくて、
月に一度しか開催されないファーマーズマーケットへ出かけました!



マーケットで売っている食品の大半は、
ほぼBulk Food(量り売り)です。



必要な分だけ紙袋に入れたり包んだり、
瓶に詰めて購入することで食品ロスを
最小限に抑えたり、プラスチックの包装ゴミが発生しないよう、



街も住民も自然と生活の中にエコを
取り入れている点が素晴らしいと思いました!





そしてこちらはオーガニックマーケット!



全てオーガニックなのでスーパーより
少し高いですが、生産者さんの顔を見て、
会話を楽しみながら買うことができるって
楽しいですよね♪



それぞれ持参した買い物カゴに
購入したものを入れていきます。



そして買い物が終わると、シートを広げて
朝食を食べたり素敵な生音楽を聴いたり・・・
平日の朝10:30なのにこの賑わい^^




何より大切な人と過ごす時間、
日常を大切にしている姿が印象的でした。



「効率より人生を楽しむ!」
まさにスローライフといった感じです!



私は広場で休憩した後、
人気のカフェでブランチをいただきました♬




この街ではカフェ文化が盛んで、
朝6:00からOPENするのは当たり前。
どのカフェも早くから多くの人で賑わっています。



お洒落で自然が溢れるカフェが多いと聞いて
滞在中、カフェ巡りも楽しみました^^


どのカフェも自然を上手に取り入れて
気持ちのいい空間です♬



海沿いのカフェは真っ青な海が絵のようでした!



日本で言う「朝活!」と力を入れなくても、
現地の人々は早寝早起きが主流なので、
カフェもレストランもオープンが早い分閉店時間も早いです。



旅の間、何度も飲んだ癒されたラテ♡


たっぷりのアボカドと
大好きなポーチドエッグ♬


また、オーガニックメニューを揃えた
カフェが多い中で興味深かったのは、
「もっとも健康的なパン」と言われるサワードウ。



乳酸菌と酵母を主体にした伝統的なパンで、
特有の強い酸味と風味が特徴です。


一般的なパンより消化しやすくミネラルも
豊富に含まれるので、日本に帰ったら是非
挑戦してみたいと思いました♪


さて、大自然の宝庫!!
バイロンベイを訪れたからには
食べてばかりではいられません^^


バイロンベイのシンボルと言える場所
「ケープ・バイロン・ライトハウス」からの
朝日を見ようと頑張って早起きしました!



途中道に迷うハプニングもありましたが、
海岸で見た日の出は、生まれたばかりの
太陽の力で、心も体も浄化されていくのを
感じることができました。



ライトハウスは100年以上前から
バイロンベイを照らし続ける
感動必至の絶景スポットです。



車で行くこともできましたが、
海岸沿いの熱帯雨林が残されている場所は
世界でここだけと聞いて、
迷わず朝のウォーキングに出たのでした♪




青一色の 空と海に見とれる時間・・・



帰りに立ち寄ったカフェで
鳥が話しかけてきました。
どこにいても心が洗われて、
気持ちが豊かになります。


今回の旅を計画していて、
必ず行こうと決めていた場所があります。
それは teatree lake  ティーツリーレイク!




「ティーツリー」と言えば、
アロマや美容コスメの成分として
ご存じの方も多いと思いますが



実はこのティーツリー、
オーストラリアにしか生育していません。



バイロンベイ周辺に3つあるという
ティーツリーレイクのうち
今回は2カ所訪れることができました♬



最初に行った湖はジャングルのような
林の中をひたすら歩いて





辿り着いたのは・・・



無数のティーツリーに囲まれた湖は、
その昔オーストラリアの先住民アボイジ二の間で
出産や安産を祈願して沐浴するなど、



神聖な場所とされてきたことから
今も大切に自然のまま残され、
ヒーリングスポットとして愛され続けている場所です。



ティーツリーの根、幹、葉から樹液が
染み出しているため湖の色は濃いブラウン。




6月の終わりはオーストラリアは秋。
湖の真ん中へ行くまでに何度も足が止まるほど
水が冷たかったのですが、深くまで進むと不思議なことに

水が温かくなっていくのです^^
肩が浸かるほど進むと、ほの温かい薬泉が体を包みます。
水が黒いため、太陽光の熱を吸収するからだそう。



ティーツリーのエキスが染み出た湖は
温泉以上の効果があると言われているので、
まるで贅沢な天然の美容風呂に入っている気分でした♪



ティーツリーが持つ多くのパワーも
しっかりいただいてきました。



湖で癒された翌日は、早起きをしてホエールウォッチングへ!
この時期は繁殖のシーズンで鯨がたくさん集まるそう。




鳴き声が聞こえるほど至近距離で鯨を見ることができるなんて!!


潮を吹きながら水面を飛び跳ねる二頭の鯨を
何度も見ました!どの鯨も全てつがいで、
先に跳ねていくのは必ずメスなんだとか^^

鯨は暖かい海で出産し子育てをするために
はるか南極からオーストラリアへ来るそうです。



自ら心地いい場所を選んで行動する鯨たちは
自由で生き生きと見えました!

海の次はKillen Faglls キルンフォールズという滝!
駐車場から歩いて15分と聞いていたのですが、
急な坂や岩や石が多く滑りやすくて、
ちょっとしたトレッキング気分を楽しめました。



夏にはここで泳ぐ人たちで賑わうそうです。



滝の裏側を見ることができました!
帰りの上り坂がキツかったけど、
いい汗をかきました♪



街へ出ると、ここバイロンベイには有名な
ファーストフード店やチェーン店がありません。



ほとんどが地元で採れた、
オーガニック野菜を使った
カフェやレストランばかり。

グルテンフリーやヴィーガンメニューを
よく見かけました♬


オーガニック食品も沢山売っています!




白米と玄米が選べるオーガニックの
ライスペーパーや種類豊富な豆が
手軽に買えるのは嬉しいですね♪



野菜やキノコやチキンのお出汁も、
揃えておくとお料理の幅が広がって楽しくなります。



食品だけでなく、スキンケアやコスメ、
ヘアケアもオーガニック専門ショップが
多いことから、消費者のエコ·美意識の高さがうかがえます。

街のお肉屋さんにはgrass-fed(グラスフェッド)ビーフが沢山!



日本で一般的に流通している牛肉は、
牛舎の中で人工的に配合した穀物を
餌として育てられます。

対して広大な土地で適度に運動しながら、
牧草のみを食べて育つのがグラスフェッドビーフ。



赤みが多く高タンパク·低カロリーが特徴で、
良質なタンパク質やオメガ3脂肪酸が
摂取できると言われています。



そしていよいよお待ちかね!
何度も雑誌にとり上げられるほど人気の
ヴィーガンレストランに行ってみました♬




本格的なヴィーガンレストラン
NO BONESへ



↑こちらは味も見た目も絶対お肉!!
なのに大豆で作られているというから不思議です。
大豆ミートは、最近日本でもよくみかけますね。


ヴィーガンは肉、魚、卵などの動物性食品を
使わないため物足りなさを感じないか
不安でしたが、味の濃淡がはっきりしていて、
舌もお腹も十分満足できました♬



そしてこちらはタイ料理のヴィーガンレストラン。




全ての盛り付けが美しく、ボリュームもあって
デザートまで美味しくいただきました^^

旅の間、基本はヴィーガンのお食事が多かったためか、                         お腹いっぱい食べても胃が重い感じがなくて、
体調もいい気がしました。



体をリセットする意味で、1週間に
1・2度くらいはヴィーガンの日を
取り入れてもいいなと思いました。

そして最後の夜はオーガニックワインが
美味しいと評判のお店へ♬



ワイナリーのオーナーさんのお店とあって、

オリジナルのオレンジワインや白ワインなどを
いただきました!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・



今回のウェルネスの旅は期待以上に
私の心と体に学びと癒しと浄化を与えてくれました。



日本に帰ったら、ここでもらった
パワーや学びを生かしたい。
今まで以上に多くの方にウェルネスライフをお伝えしたい。

そんな思いでいっぱいになりながら、
ウェルネスの旅「バイロンベイ編」は終了です。

まだまだ、私のウェルネスの旅は続きます♡

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